
日本酒を世界へ!HINEMOSは日本酒初心者にこそ飲んでもらいたいブランドだった
7/18、19に未来日本酒KICHIJOJIでHINEMOSの試飲会が開催されました。現地で直接感じてきたHINEMOSの魅力をリポートしていきたいと思います!
■その時の、そばに。
「HINEMOS」とは、日本の古い言葉で「すべての時間」という意味。飲む人のすべての時間に寄り添い、最高な時間を演出することをコンセプトとしています。
現在発売されているのは、『SHICHIJI』(7時)から『NIJI』(2時)までの8種類。それぞれの時間、シチュエーションに合わせて、度数を下げたり、スパークリングにしたりと多様な日本酒を楽しめるシリーズとなっています。
画像出典:未来日本酒店
例えば、『SHICHIJI』は夜のはじまりをイメージして、爽やかな乾杯の一杯となるように造られています。食前に飲むことを想定して、度数は5%と低めに、そしてスパークリングにすることで楽しいパーティーの始まりを感じさせます。
シャンパンと同じ製法で造られているため、日本酒っぽさが少なく、あまり日本酒を飲んだことのない人にも人気のお酒。シャンパングラスで飲むのがおすすめだそう。
■自分が心の底からおいしいと思える日本酒を造りたい
『SHICHIJI』がシャンパンと同じ製法で造られているということからも分かる通り、HINEMOSは従来の伝統に則った日本酒ばかりを造っているわけではありません。
HINEMOSが目指すのは「自分が心の底からおいしいと思える日本酒を造る」こと。日本酒好きの方だけでなく、日本酒をあまり飲んだことのない人も含めた、より多くの人に「おいしい」と思ってもらえる日本酒を造りたいという思いから生まれたのが、HINEMOS第一弾の『SHICHIJI』だったそうです。
画像出典:未来日本酒店
例えば、『NIJI』は白ワインに多く含まれるりんご酸を多く含んだ斬新な日本酒。従来の伝統的な日本酒ではないからこそ、和食やお刺身だけでなく、ワインのように洋食と合わせても楽しめます。
「自分が心からおいしいと思う」、そして「日本酒の新しい扉を開くはず」と信じるからこそ、こうした新しいタイプの日本酒を次々に生み出せるんですね。
現在発売されている8種類のHINEMOSのうち、一般的な辛口の日本酒はたったの2つ。HINEMOSが日本酒の世界の幅を広げたいと思っていることが伝わってきますね。
■「日本のため」に生まれた
年々生産量、消費量ともに減少している日本酒業界。日本の伝統産業である日本酒を世界に大きく羽ばたかせたい。そんな思いからHINEMOSは生まれました。
元々リクルートで働いていた代表の酒井さんは、自身のnoteの中で日本酒を事業領域に選択した理由を「世界で勝つための武器を作りに来た」と話しています。
自分の「強み」「弱み」「やりたいこと」「願望」を突き詰め、「『日本の』サービスやモノを海外に持っていって売る」こと、かつ「『日本の伝統産業』のアウトバウンドでそれを行う」ことで勝負することを選択したそうです。
日本での生産・消費が落ち込む一方、世界では注目が集まっているのも事実。ヨーロッパではワインの代替品として注目され、アメリカでは和食の人気上昇に伴い日本酒の需要も伸びているそう。日本酒を世界に羽ばたかせるには今が持ってこいなのかもしれませんね。
詳しい内容が知りたい方はこちらをぜひ。(https://note.com/fukanoki/n/nbb7df9dd9202)
■日本酒に詳しくない人にこそ、飲んで欲しい
HINEMOSが時間をコンセプトにした理由の一つは、「時間は普遍的な概念だから」。世界中のどこでも、時間の概念に変わりはありません。どの時間帯にどのようなシチュエーションが生まれ、どういうお酒が必要とされるか、それはどこの国でも共感されるものであるはず。
また、HINEMOSは「大吟醸」や「貴醸酒」のような日本酒用語を説明に用いません。用語を知らなくてもお酒の香りや味がイメージできるように、わかりやすい表現を意識しているそうです。海外へと売り出すことが前提であるからこそ、大事なポイントと言えます。
そして、それは日本国内にいる「日本酒をあまり飲んだことがない人」「日本酒に苦手意識がある人」にも当てはまります。アルコール度数の高い辛口のお酒が苦手なら、そうではない日本酒を楽しんでもらいたい。難しい日本酒用語は分からなくても簡単に選べるようにすればいい。そうした思いが詰まっているのがHINEMOSなんですね。
日本酒をあまり飲んだことがない人にこそ、ぜひ飲んでもらいたい逸品。心の底からおすすめできます!
HINEMOSは未来日本酒店ECからも購入することが可能ですので、ぜひ一度覗いてみてくださいね!