
身も心も涼しくなる。定番の夏酒5選
今年も、ついにこの時期がやってきました。暑い夏。
ジメジメとした汗ばむ熱帯夜。
キンキンに冷やした美味い日本酒をグイっと、渇いたのどに流し込む。
”日本酒のセレクトショップである”未来日本酒店が、選び抜いた、定番の『夏酒』を、5本ご紹介させていただきます。
すでに5月中旬より、多くの酒蔵から『夏酒』がぞくぞくと入荷しています。
今年の夏は、オリンピックが開催予定ではあるものの、新型コロナウイルスの影響で例年に比べて家で過ごす時間が多くなることでしょう。自然と増える家飲みの機会に、ぜひいかがでしょうか。
おだやか 夏の純米吟醸
仁井田本家(福島県)
お米の旨味・甘味と酸が特徴的な仁井田本家。
このお酒は、毎年大好評の同酒蔵の夏酒『おだやか純米吟醸』の中汲み*です。
発酵由来の炭酸ガスを含んだマスカットのようなフレッシュな吟醸香に、甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーな旨味があります。中汲みのため、口の中で弾ける爽快感と美味しい甘味が絶品。
ペアリングとしては、シーザードレッシング、チーズドレッシングのサラダや、酸味の効いたタコマリネ等のさっぱりした味わいの料理と相性抜群です。
〈スペック〉
・アルコール度数:15.5度
・一回瓶火入れ
・原材料:国産米(五百万石)、米麹
・内容量:720ml
*中汲みとは、発酵させた「もろみ」を搾る工程のなかで、2番目にでるお酒のこと。
日本酒をつくるには、通常、蒸した米に麴菌を加えて麹をつくり、そこに酵母をくわえて酒母(しゅぼ)を造った後、その酒母に2回に分けて蒸米や麹・水をくわえて、「もろみ」を仕込みます。「もろみ」を発酵させた後、搾ってでた液体が日本酒です。
菊の司 線香花火 純米生原酒 うすにごり
菊の司酒造(岩手県)
線香花火のラベルが印象的な、軽やかな甘口の夏酒。
瓶内二次発酵によるほのかなガス感が爽やかに、フルーティな香りとお米の甘味を引き立てます。
ペアリングとしては、ハモやタコなどの淡白な味わいの魚介、夏野菜の天ぷら等のシンプルな味わいの料理と好相性です。1杯目から食事の中盤で食欲を引き立てるやさしい味わいのお酒となっています。
〈スペック〉
・アルコール度数:15度
・生酒
・原材料:国産米(ひとめぼれ等)、米麹
・内容量:720ml
こなき純米 夏酒 超辛口無濾過原酒
千代むすび酒造(鳥取県)
ゲゲゲの鬼太郎著者・水木しげる氏の出身県である鳥取県の千代むすび酒造。
こなきじじいのラベルが特徴的な『こなき純米』の夏酒ver.です。
・アルコール度数:17度
・一回瓶火入れ
・原材料:米、米麹
・内容量:720ml
山形正宗 夏ノ純米【花火ラベル】昼の部
水戸部酒造(福島県)
花火のラベルで人気の夏らしさ全開のお酒。爽快感のみではなく、しっかりした味わいが表現されているので、涼しい部屋で美味しい料理と飲んで欲しい夏酒です。
・アルコール度数:16度
・原材料:米(出羽燦々)、米麹
・内容量:720ml
純米生原酒 風鈴
今代司酒造(新潟県)
風鈴のラベルが爽やかな、夏のための日本酒。しっかりとしたフルーティな香りは、まるで熟したバナナのようで、旨味のある味わいで飲みごたえがあります。ですが、後味の余韻は短く、爽快に楽しんでいただける夏酒です。
氷を浮かべ『オンザロック』で飲むと、溶けていく氷がグラスにあたって鳴る音が、まさに「風鈴」のように感じられ、情緒的な涼しさを運んでくれます。ソーダで割るのもおすすめです。
〈スペック〉
・アルコール度数:17度
・生酒
・原材料:国産米、米麹
・内容量:720ml
ただ冷やして飲むだけじゃいつもと変わらないですよね。飲み方によっても、涼しさを感じたい。
未来日本酒店がおすすめする夏酒の飲み方があります!
それは、氷を浮かべて飲む『オンザロック』という飲み方です。ご紹介しました5本とも、この飲み方で飲んでいただくのが、おすすめです。
暑すぎて家から出るのも億劫になってしまう夏。そんな季節の救世主、オンラインストア。皆様が、素敵な夏の夜を過ごす一助となると幸いです。ご利用をお待ちしております。