日本酒入門はぜひ梅酒から!日本酒で造られた梅酒は美味しさが段違い
7月になり、スーパーにも多くの梅酒が並ぶ季節になりました。梅酒は自宅でも簡単に漬けられるため、最も身近な果実酒と言えます。家で梅酒づくりをされている方にとってはワクワクの季節なのではないでしょうか?
実は、ひと口に「梅酒」と言っても、ベースとなるお酒の違いでかなり味に違いが生まれるのをご存知ですか?
今回は、梅酒のベースとなるお酒の違い、中でも日本酒ベースの梅酒のご紹介をしたいと思います!
■実はたくさんある梅酒のベース
梅酒は青梅をお酒に漬け込んで造るお酒ですが、そのベースとなるお酒の種類に特に決まりはなく、様々なお酒が使用されています。
ベースとなるお酒の種類と、それを使用した梅酒の特徴は知っておいて損はありません。
焼酎
最もポピュラーなベース。梅の甘みが引き出され、味わいに奥行きがあります。
日本酒
日本酒ならではのお米の旨みと梅の甘酸っぱさが組み合わさり、絶妙な味わいに。まろやかで飲みやすい梅酒になります。
ラム酒
フルーティーで、甘みの強い香りを楽しめます。アルコールの味もしっかり感じられるものが多いです。
ワイン
ぶどうの甘みと梅の甘酸っぱさが組み合わさり、フルーティーでデザートのような味わいに。
ウォッカ
アルコールが強いため、「梅酒は好きだけどアルコール感がもの足りない…」という方にぴったり。ガツンとしたアルコール感を楽しめます。
■日本酒チャレンジはぜひ梅酒から!
一般的に、梅酒のベースに多く使用されているのは焼酎。ホワイトリカーは無味無臭に近く、梅本来の甘み、香りに影響を与えないことから、多く使用されているようです。
しかし、日本酒ベースの梅酒は、日本酒だからこそ味わえる旨みが加わり、グッと味わいに重なりと深みが感じられるようになるんです。
だからこそ、「梅酒は好きだけど、日本酒はあんまり飲んだことないな…」「日本酒に詳しくなりたいけど、何から始めれば…」という方には、日本酒ベースの梅酒からチャレンジすることをおすすめします!
そこで、日本酒チャレンジにおすすめの日本酒ベースの梅酒を2つピックアップしてみました。
山形正宗 梅酒
画像出典:未来日本酒店
山形県の水戸部酒造で造られている『山形正宗 梅酒』(1,500円・税込)は、市販の梅酒に満足していない方にぴったりの梅酒。
山形正宗の純米酒に南高梅の果肉を漬け込み、奥深い味わいは実現した逸品。口に入れた瞬間、酸味の中に甘味が広がり最後まで梅の余韻が広がります。
ロックやソーダ割はもちろん、ヨーグルトやバニラアイスにかけて食べるのもおすすめです。
豊能梅 純米吟醸 生酒
画像出典:未来日本酒店
高知県の高木酒造で造られている『豊能梅 純米吟醸 生酒』(1,550円・税込)は、アルコール度数が16度でしっかりとアルコール感を感じたい人にもぴったり。
口に含んだ時に抜ける芳醇な香りと濃厚な味わいを持つHOWA HOWA タイプの日本酒で、香りが大切な梅酒との相性は抜群。
注いだグラスから立つ上立ち香もバランスよく香る仕上がりで、お米の旨みがしっかり乗っています。
飲み慣れている梅酒だからこそ、日本酒入門には梅酒がぴったり。
梅本来の味や香りを楽しめる焼酎ベースの梅酒ももちろん美味しいですが、日本酒の旨みがプラスされた日本酒ベースの梅酒もぜひチャレンジしてみてください!