一人晩酌をワンランクアップ!おすすめの日本酒とグラスのペアリング4選
「大概の日本酒は飲んでしまった...」と新たな出会いを探し求めている日本酒通のために、未来日本酒店が、味にこだわりのある、一歩進んだ日本酒を4本厳選し、ご紹介させていただきます。
今回は日本酒のみではなく、各お酒の味わいや香りをより一層引き立てるグラスも一緒にご紹介します。グラスで飲むのとおちょこで飲むのとは、日本酒の味わいや香りがまた違ってきます。今回紹介する木本硝子のグラスは、どんなお酒に合わせるかを考えて造られています。グラスが加わることで、いつもの宅飲みをワンランクアップ!更に楽しめること間違いありません。
あべ 純米大吟醸 未来日本酒店限定酒
あべシリーズのフラッグシップである純米大吟醸酒です。地元新潟県の酒米『越神楽』(こしかぐら)を用いて麹米/掛米共に45%まで磨くことで雑味の少ないフルーティーかつキレの良い酒に仕上げます。越神楽は同じ市内にある原酒造が開発に携わった酒米です。比較的味わいが出やすいお米です。
この日本酒にピッタリのグラスは、es Slim01<爽>。スッキリでキレのある味わいに適したクールなフォルムの一品です。

〈スペック〉
・製造元:阿部酒造
・原産地:新潟県
・原材料名:米、米麹(柏崎産越神楽100%)
・アルコール度数:14度
・内容量:720ml
越乃雪月花 純米大吟醸 吊るし搾り会限定酒
このお酒は、醪(もろみ)を袋に取って手作業で吊るし、「純米大吟醸 雫酒 斗瓶取り」の搾り作業を、実際に妙高酒造へ赴き、蔵人の方々と共に行った酒販店のみが販売出来るお酒です。上品でスッキリとした味わいに、甘酸っぱい果物の様な香りがし、バランスがとても良いです。
この日本酒にピッタリのグラスは、es Stem01 <華>。華やかな香りの大吟醸に合わせれば、その香りがやわらかくゆるやかに口の中でほどけて広がります。たった一杯で一人飲みの時間をラグジュアリーでエレガントにできるグラスです。
〈スペック〉
・製造元:妙高酒造
・原産地:新潟県
・原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
・アルコール度数:16度以上17度未満
・内容量:720ml
特別純米酒 夜の帝王 FOREVER
純米酒の限界を目指したお酒で20%を超える高いアルコール度数が特徴です。夜の帝王の名前を冠するに相応しい特殊なスペックとなっています。高アルコールならではの飲みごたえとしっかりとした旨味があり、ロック、ソーダ割でも楽しめますが、ストレートでの飲み方が一番おすすめです。
この日本酒にピッタリのグラスは、es Rock 01<醇>。ふくよかな味わいのこちらには独特のふっくらとしたフォルムのこのグラス。燻製したおつまみと合わせると更に味わいが深く感じられます。
〈スペック〉
・製造元:藤井酒造
・原産地:広島県
・原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
・アルコール度数:20度
・内容量:720ml
15世紀の叙情
舌に含むと感じられるのは、自然が創り出す水もと由来の酸味とほのかな甘み。時を超えたノスタルジックな味わい、それがお酒の名前である「15世紀の叙情」です。ヨーグルトのような酸味のある香りに、口に含むとほのかな甘みと熟成由来の旨味が印象的です。
この日本酒にピッタリのグラスはMarlene XANA <雅>。ドイツ人デザイナーのウォルフワーグナー氏による日本酒のためのグラスで、ワイングラスを彷彿させるそのシェイプをしています。
〈スペック〉
・製造元:美吉野酒造
・原産地:奈良県
・原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
・アルコール度数:17度
・内容量:720ml
今回は、一人晩酌におすすめの日本酒とそれぞれのお酒に合ったグラスのペアリングを紹介しました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、宅飲みの機会がとても増えていると思います。いつもの宅飲みを、これらのお酒とグラスで、ワンランクアップさせてみるのはいかがでしょうか?